ギターは6本の弦を張って演奏します。弦は古くなってきたら新しい弦に交換しなければいけませんが、弦にもいろんな太さがあってどれを選んでいいか悩んでしまいますよね。弦の太さの違いや選び方などをご紹介いたします!
ギターの弦はセットで売られている
弦を購入する場合、通常ギターに必要な6本の弦がセットに売られています。このセットには様々な細さや太さものが用意されており、自分の演奏スタイルや弾きやすさ、音色などで選ぶことができます。
エレキギターで一般的に使われている弦の太さは、「10-46ゲージ」というセットを使っている方が多いと思います。細かい数値はメーカーによって若干の差があるはずですが大きくは変わりません。以下はアーニーボールのレギュラースリンキーの太さです。
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1弦 10
2弦 13
3弦 17
4弦 26
5弦 36
6弦 46
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初心者の方、指が痛くなる方は細いゲージがおすすめ
「10-46」でチョーキングをやり続けると指が痛くなることがあります。そもそも10-46の太さだとチョーキングすることもできない方もいるかもしれません。私も「10-46」でチョーキングを頻繁にすると指の皮がむけてくることがあります。
そういった場合に細いゲージを検討するといいともいます。細いゲージには「09-46」や「09-42」、「08-42」などがあります。全体的に細くなっているので普通の太さよりも軽く押さえられるはずです。
「09-46」というのは1弦側の細い弦が細くなってチョーキングなどしやすくなっていますが、低音弦の方は太い弦のままになっているので全体的に太い音をだしたいがチョーキング等の演奏性も向上させたいという方に向いています。
私が細い弦を張るならこの「09-46」ゲージを検討します。
ジャンルによる太さの違い
エレキギターで歪ませて演奏することが多い、特にハードに演奏する場合は細い弦を使っている方が多いです。私の個人的な意見ですが、ギターの音を歪ませるとごまかせるので弦が細くても問題ありません。
逆にジャズやブルース等のあまり歪ませない音楽をする方は太い弦を使います。上記では紹介していない「11」や「13」から始まるセットを使って太い音を出して演奏します。
※「13」から始まる弦はフルアコ等で張る太さになるので通常のエレキ(ストラト等)ではほぼ張りません。
また、ジャズでは「フラットワウンド」という普通の弦とは音色が違うものを使うことが基本となっています。※通常の弦はラウンドワウンドというタイプです。
ぜひ試してみてください!
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